相浜(あいはま)
相浜は平砂浦の東に位置しており、かつては地引網が盛んな漁村でした。1703(元禄16)年の大地震では土地が5m隆起し、津波被害も大きく、蓮寿院には犠牲者の供養塔が建てられています。1923(大正12)年の関東大震災でも津波被害がありましたが、元禄津波の教訓から住民は高台に逃げ、犠牲者は1人だけでした。ヤマトタケルを祀る浪除(なみよけ)神社と宇豆彦命を祀る楫取(かじとり)神社が合祀された相浜神社では、毎年3月末に曳き船祭りがあります。江戸時代には修験の感満寺がありました。
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