布良(めら)
布良の地名の語源は、海草(布)が繁茂する浦(布浦‐めうら)とも、和歌山県の目良(めら)あるいは伊豆の妻良(めら)の住人の移住にちなむものともいわれています。沖合には古くから好漁場として知られた布良瀬があり、豊かな漁村でした。縄文海進による海食洞穴が、長い年月の隆起のため標高23.5mにあります。幕末には沿岸警備のため3門の砲台が設置されました。神社は安房開拓神話にまつわる布良崎神社、駒ヶ崎神社、寺院は龍樹院と本郷・阿由戸(あゆど)の二つの観音堂があります。
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